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ベクトルDB(ベクトルデータベース)とは?意味・仕組みをわかりやすく解説

Vector Database / 最終更新日:2026年7月7日

30秒でわかる定義

ベクトルDBとは、テキストや画像をEmbeddingで数値ベクトルに変換したデータを格納し、「意味の近さ(類似度)」で高速に検索できるデータベースです。キーワードの一致ではなく意味の近さで探せるため、RAG(検索拡張生成)で関連文書を見つける中核部品として使われます。Pinecone・Chroma・pgvector・Weaviateなどが代表例です。

仕組み・基本の流れ

  1. 1文書をEmbeddingモデルでベクトル化する
  2. 2ベクトルをベクトルDBに格納し、索引(インデックス)を作る
  3. 3検索時は質問もベクトル化する
  4. 4質問ベクトルに近いベクトル(=意味が近い文書)を高速に探す(近似最近傍探索)
  5. 5見つかった文書をRAGのコンテキストなどに利用する

実務でのポイント:近似最近傍探索(ANN)により、大量のベクトルからでも高速に類似検索ができます。実務では、キーワード検索とベクトル検索を組み合わせるハイブリッド検索や、検索後の再ランキング(reranking)で精度を高めます。PostgreSQLの拡張であるpgvectorのように、既存DBに機能を足す選択肢もあります。

関連する用語

このスキルを活かせる職種と年収は?

ベクトルDBの運用(インデックス設計・検索精度の改善)はRAG案件で頻出のスキルです。RAG全体の設計とあわせて実装できると評価されます。

よくある質問

Q. ベクトルDBは普通のデータベースと何が違いますか?
A. 通常のデータベースは値の完全一致や範囲で検索しますが、ベクトルDBは『意味の近さ(類似度)』で検索します。Embeddingで数値化したベクトル同士の距離を計算し、意味が近いデータを高速に探せる点が特徴です。RAGのように『関連する文書を意味で探す』用途に向いています。
Q. どのベクトルDBを選べばいいですか?
A. 規模・運用体制・既存構成で変わります。手軽に始めるならChroma、フルマネージドならPinecone、既存のPostgreSQLを活かすならpgvectorといった選択肢があります。まずは要件(データ量・更新頻度・検索速度・運用コスト)を整理して選ぶのが実務的です。